| ■紺野大介[コンノダイスケ] 科学技術者、企業経営者、大学教授、論説随筆家、幕末維新歴史研究家。 1945年生まれ。東京大学で流体力学・流体工学・流体機械など自然科学を学び、工学博士の学位を 取得。この間、旧ソ連Moscow大学・数理統計研究所に短期游学。また野村/Harvard Management Schoolで「トップのための経営戦略講座」修得。1999年まで日本の重厚長大型及び 軽薄短小型の大企業2社で研究開発本部長、新規事業本部長、取締役CTOなど重責を担った。併任で 日本機械学会論文審査委員、通産省・大型国家プロジェクト作業部会長、政令指定都市・新潟市の市 長顧問、最近では政府創設の国策会社「産業革新機構」創立時key personとして参画、初代取締役・ 産業革新委員、更に第四世代原子力発電のR&Dのための次世代エネルギー研究開発機構CEO等歴 任。また伝統ある日中科学技術交流協会常務理事も務めた。 2000年以来今日まで1200名余の評価委員を擁する技術事業性評価のための公益シンクタンクETT の理事長&CEOを務めた(*)。また自民党、民主党の政権時の主流国会議員団の各勉強会からの要請 で『中国の動静』、『中国の今後』等につき講演している。 1994年以来、中国清華大学・SKLT (摩擦学国家重点実験室)招聘教授、2008年からは北京大学・ RICFRH(歴史学系中外関係史研究所)客座教授も務める。中国を代表するTop 2大学の双方で教授 職にある現在日本で唯一の人物でもある。氏の思想は中国共産党とは全く相容れないものの長年の北京 滞在で国家要人、政府要人とのパイプもある。現在、米国シリコンバレーにあるDimaag-AI 会社の役 員、及び日本藍藻協会名誉会長を兼務している。 * ETTは氏の創設したシンクタンク。「世界一のモノ作り大国」の復活の新しい形を民間力で蘇生させたい とする理念のもと、ベンチャーから中小、上場大企業、国立研究機関の各新規開発事業、ハードからソフト まで新しいseeds/needsの事前技術評価をする非営利の頭脳集団。縦社会の日本では困難とされた 業界横断型の第一級のプロを最終的に約1250名集め、それぞれの領域のトップの目利きによる各テーマ 毎、天下国家の視点に立ち異文化を持つ競合会社の代表他約10名が会し、審議・示唆する我国初の技 術事業性評価の仕組みを構築。これが国家の経済産業振興政策にとり特筆に値するとし経済産業省によ る国策会社・産業革新機構(INCJ){約一兆円基金}創設の引き金ともなった。しかし2018年、諸事情 により18年間でETTの活動を停止した。 一方、ビジネスやアカデミアの所用で、55年間で約70カ国300都市を歴訪、この間世界金融界の頂点 に立つ七代目棟梁Alexandre・de・Rothschildを初め、作家のDonald Keene、指揮者Sir George Solti、政治家のRichard Armitage、実業家のBill Gates各氏ほか多くの面談を通じて、 コスモポリタン的視線で多数の論考・随筆をしたためている。趣味は囲碁に加え、古典音楽に造詣がふか く、欧米のコンサートやオペラを多数鑑賞、生前のソ連最大の作曲家Dmitri Shostakovichをモスクワ 音楽院ホールで見かけるなど稀有な体験もある。 他方、余技として幕末の英傑、橋本左内15歳時の著『啓発録』、吉田松陰処刑前夜の遺書『留魂録』 、佐久間象山蟄居中の著 化し、海外の大学や研究機関に無償で寄贈してきた。 自然科学界の氏による人文科学界の付加的仕事として英国ケンブリッジ大学など数大学及び仏国 CEEJIA(欧州日本学研究所)など数研究所からの招請で講演、我が国の倫理観、閉鎖性、価値観、 謙虚さ、潔さ、美意識など日本人のエートスを紹介。 第一作目として1995年完成した『啓発録』は米国クリントン大統領より感謝状を拝領した。他に朝日選書 『中国の頭脳 清華大学と北京大学』(朝日新聞社)、『民度革命のすすめ』(東邦出版)、『音楽と工 学の狭間で』(新樹社)等がある。 |
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